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恋のあら稼ぎ「およげ!たいやきくん」






銀座の300Barで出会ったある1人の男。

奴は福島出身ということもあり、「福島の男」と名付けた。

後日、新宿で飲むことになったのだが、これが悲劇のはじまりだった―。



▼過去記事▼

恋のあら稼ぎ「銀座300Bar」




おしゃべりな福島の男





福島の男と会うことになった当日ー。

待ち合わせは新宿。

何も決まっていない私たちは、思い出横丁をウロチョロしていた。





そして辿り着いたのが、ある居酒屋だった。



このお店は練馬にもあるということで。

福島の男のお兄さんが「練馬」に住んでいるため、

奴はそっちのお店によく行っているのだそう。

料理がおいしいから、ここにしようということになった。



居酒屋で飲んでいて。

福島の男と話をしていて分かったことがある。





こいつは人が良いのか悪いのかー。

とにかくおしゃべりなのだ!

1分黙っていられるの?というくらいおしゃべり!





300Barでは音楽が流れていたため、あまり分からなかったけど。

驚くほどにおしゃべりな奴だった。



まぁ、おしゃべりなのは悪いことではない。

だが、赤の他人の私にベラベラと。

自分のプライベートを平気でしゃべるしゃべる!



家族構成やら仕事のこととか。

相手がどんな人か分からないのに、よくここまでさらけ出せるな…と思った。






だってー。

私が「婚活界のさそり座の女」ってー。





いつどこで晒されるか分からないのに。

怖いっていう気持ちがないのだろうか。






とりあえず、福島の男が1人ベラベラしゃべった情報をここでいったん晒します。


・「福島」出身・現在は「埼玉」住み
・私と同い年(今年36歳)だが早生まれである(誕生日が節分2月3日)
・身長は高め(推測170センチ以上はある)
・仕事は電気工事士
・兄は「練馬」住み(最近離婚した)
・姉がいる(都内在住・既婚)

すごくないか?

これがどこまで本当なのかは知らないが、よく赤の他人にここまでベラベラ話せるな…。



おごってもらったのはいいものの…2人で3000円





ほとんど私がしゃべる出番はなく、9.9割聞き役となった今回の飲み会。

しゃべるだけしゃべったから、福島の男はすっきりしたんじゃないだろうか。



とにかくおしゃべりな奴ではあったけど、自分のことをベラベラしゃべるだけで、

特にマウントを取ってくるなんてことはなかったので

9.9割聞き役だったけれど、そんな苦痛にならず過ごせた。





そうこうしている間にお会計。

お値段リーズナブルな居酒屋さんだったので、2人で合計3000円。





私はお酒があまり強くないので1杯だけだったが、

福島の男は確か3・4杯飲んでいた。



誘ったのは私だし、自分の分は払おうとしたところ、

「いいよいいよ!おごるよ!」と、得意げに言われた…。



確かにお料理はおいしかったし。

ありがたいけどねぇ。

ありがたいけど。

「ごちそうさまです」とは伝えたけど。





私さ、水商売のお姉さまじゃないんだよね。

そんな自分の話を聞いてもらいたかったら、

高い料金払ってでもプロのところに行けばいいのに。





こいつ、かなりのケチなんじゃねって思い始めていた。



行く当てもなく

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もちろん、何か予定を決めていたわけではないから。

居酒屋から出たところで、とくに行く当てもなく。

新宿駅周辺をフラフラしていた。



そのときの会話。

「どこ遊びに行きます?」

「えぇ~どこってさ、決まってるじゃん!大人の遊び……する?」





私の手のひらで泳げばいい





キタキタキタ!!

ブログ投稿案件!!



キモいなと思いつつ、私は浮かれた。

こいつはいいブログネタになりそうだ!





あざーーーーーーっす!( `ー´)ノ



面白いからちょっとこいつを泳がせてやれw

少々、奴の下ネタにのってみることに。



「えぇ~やだぁ~大人の遊びってなんですかぁ?」

36歳のぶりっ子、最高にキモス

「分かるでしょ?もう…ホテル行っちゃう?」

「俺とヤレるなんてラッキーだよ!」

アホだこいつ。





いいぞ。

泳げ泳げ。

私の手のひらで泳げ。

およげ!たいやきくん。



この曲って、童謡ですけどね。

意味が分かると恐ろしいですよね。








デリカシーに欠ける発言





福島の男を手のひらで泳がしつつ…。

こいつをどう調理して、ブログに投稿してやろうかと楽しみになってきた私。



「行っちゃいますぅ~?」

「行っちゃう!?大人の遊び…しちゃう!?」






いわばの かげから くいつけば

それは ちいさな つりばりだった



獲物が食いついてきた!!





「でもぉ~まだお互いのことよく分からないしぃ~怖くないですかぁ?」

「こういう経験ないの?」

「あんまりないですぅ~」

「え…まさか処〇?」







「経験人数、何人?」

いきなりこんなこと聞いてくるとか、アホなの?



最高の爆〇ネタ




ここにきて。

私のさそり座の女魂、着火準備完了。





だが、もう少し。

もう少しの辛抱だ。



こんなアホ丸出し男、久しぶりに行き会った。

ここで終わらせてはならない…。

最高の爆〇ネタを投下してくれ!



大丈夫だ。

お前ならやれる!!

信じてるぜ!





「そんなぁ~経験人数とかぁ~恥ずかしくて言えないですぅ~」

私のぶりっ子演技にも限界がきていた。



「彼氏としたことあるでしょ?どんな人がいいとかないの?」

…なんでそんなこと、お前に言わなきゃなんねーの?

私のさそり座の女魂、着火寸前。





「やっぱりぃ~、相性がいい人がいいですよねぇ」

「相性がいいって挿れたときの感じとか?」

「そうですぅ~痛い人とかもいますからねぇ~」

「大きいと痛い人もいるかもね、刹那ちゃんはアソコが小さめなんだろうね」

「そうなんですかねぇ?」




「大丈夫、大丈夫!俺、そんなに大きくないから!」




最高の爆〇ネタ!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

こいつ、自分のブツの大きさ宣言しやがった!





しかも新宿のど真ん中で!





映画化決定!おめでとう!



堪忍袋の緒が切れた

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ここで私の堪忍袋の緒が切れた。

あまりにもキモすぎたというのが一番だが。

最高の爆〇ネタを提供してもらったから。

もうこれで満足だ。



新宿の中心で、ブツの大きさを叫ぶ

「大丈夫、大丈夫!俺、そんなに大きくないから!」

しかも、「俺とヤレるなんてラッキーだよ!」なんて…。





これさー。

30代半ばの男がいうセリフか?

どんだけ必死なんだろうか…。








堪忍袋の緒が切れた刹那の逆襲がはじまるー。

⇒続きはこちら



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