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【第四章~惨めな姿~】マルチ商法の勧誘で罵声を浴びた話



紙切れ1枚とまさかの鉛筆で


おすピーという、奴らの師匠であろう人物から


マルチ商法の勧誘を受ける私…

そのおすピーの姿を神を讃えるような目で見つめているメェ~


おいおい、こいつら大丈夫か!?

マルチ商法の勧誘は、このようにABCというやり方で


勧誘の成功率を上げるのだそう


A=話し相手

B=紹介者

C=聞き手


B(紹介者)がA(話し相手)の話を、うんうん、と聞くことで


C(聞き手)が「Aさんてそんなに凄い人なんだ!だったら話を聞いてみようかな」と思わせるように、仕向けるのだそう


恐ろしいですよね


この構図に、今回の私の状況を当てはめるとこんな感じ



今回はおすピーがAの話相手となるのだが…


おすピーはなんと紙切れ1枚と、まさかの鉛筆でプレゼンをしているのだ…


これを凄い!と思えるか!?



まぁ、逆の意味でなら凄いといえるのかもしれないが…


メェ~よ…


自分の先輩が紙切れ1枚とまさかの鉛筆でプレゼンをしているのを


異様な光景だとは思わないのか?


第四章では、そんなマルチ商法の会員たちの、


惨めな姿について、書いていく

お腹…空かないの?



おすピーの勧誘に少し歯向かったところ…


奴はキレて帰っていった…


ウケる…

その後、メェ~からグリオが来るから待っててと言われた


なので少し待つことにした


おすピーから勧誘を受けたのって、多分1時間くらいだったと思う


池袋のベローチェに呼び出されたのは18時半くらい


そこから1時間だと19時半


夜ご飯にはいい感じの時間だ



だが、ベローチェにいた間、口にしたものといえばコーヒー1杯


私はあまりにもお腹が空いたので、バームクーヘンを1つ買うことにした



メェ~にお腹が空かないのかと聞いたところ、空いていないとのこと


いや、そんなわけあるはずないだろう


絶対お金がないんだなぁ…



可哀想になり、バームクーヘンの欠片をあげた


それを嬉しそうに両手で抱えて食べるメェ~


マルチ商法の人たちって、なんでこんなに惨めな姿になっても、気づかないんだろう


ご飯もまともに食べられてないじゃん

マルチ商法の会員の惨めな姿



メェ~が可哀想になった瞬間は、これだけではない


メェ~はきちんとした財布を持っていなかった


お札はスーツのポケットから裸のまま出していた


小銭は薄汚れたがま口にパンパンに詰めていた



そんな姿で「年収1,000万!」とか言われてもね~?


メェ~は常にスーツ姿だった


私がこの勧誘を受けたのは2月だったのだが


メェ~はスーツの上にコートを着ていなかった


スタンディングバーでコートを盗まれたらしい

それは気の毒だと思うが、2月という1年で一番寒い時期なのに…


コートも買えないくらいお金がない状態なんでしょ?


そんな状態になってでも、何で気づかないんだろう

メェ~は九州から、このマルチ商法の勧誘のために


東京に来ているとのことだった


本人の口からマルチ商法の勧誘のために…とは言うはずもなく


世界1周旅行のプロジェクトのためだと言っていた



その世界1周旅行のプロジェクトのために


用意された家に住んでると言っていたので


多分タコ部屋のような、シェアハウスのような…


マルチ商法の会員専用の家を用意されていたのだろう



だから常に会員たちと一緒にいる状況だったと思う


でも…


周りの人たちは、メェ~が寒い思いをしていても


何も言ってあげないのだろうか?


言ってあげるわけないか


だってカモにしか思ってないもんね


カモが寒くて風邪を引こうが、倒れようが、関係ない


それがマルチ商法の人間関係


残酷なものだ


宝物のDVDの行方

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そんな哀れなメェ~を見ながら、グリオを待っていたが


バカらしくなったので、帰ることにした


引き止められたが、面倒くさいので帰った

だが、ここで終了ではない


だって、まだ宝物のDVDを返してもらっていないのだから!



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