poison

投資用マンションの勧誘を受けた男の話Ⅰ






こんばんは。

独身女の刹那です。



先日、不動産の記事を書いていた時にふと思い出したことがあって。




以前出会ったある1人の男性の体験談。

投資用マンションの勧誘を受けた話。

今日はこのことをブログに書いていこうと思います。



Oさんという男性





私が以前出会った1人の男性。

この男性こそが投資用マンションの勧誘を受けた人物。



↓以前の友達がいた頃の私↓



この男性は友達の知り合いだった。

以下、男性をOさんと呼びますが、彼は既婚者です。

本日の話はOさんがメインではありませんので、紹介は省きます。



Oさんの勤務先に1本の電話





今から約10年ほど前。

転勤のため茨城県で働いていたOさん。



ある日ー。

Oさんの勤務先に1本の電話がかかってきたのだそう。



電話口から聞こえるのは男性の声。

「投資用マンションなんていかがですか?」





男性は話を続ける。

「御社の〇〇さんも、実はうちでマンションを購入したんですよ!」



Oさんは当時、何千人という規模の会社で働いていたため、

「御社の〇〇さん」と言われたところで、

すぐにその人物が分からなかったという。





でも、この電話が勧誘だなとすぐに気づいたOさんは、断ろうとしたのだが。

男性は「とりあえず話だけでも」と、

粘りに粘り、電話をなかなか切らせてくれなかった。



そして最終的に、

「お会いして話だけでも聞いてくれませんか?」という流れに。



一か八か

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なんせ電話を切らない相手。

Oさんはこうなったら仕方ないと諦め半分、

話だけでも聞いてみようかなと面白半分。

一か八かの賭けで実際にその業者と会うことにしてみたのだという。





だがー。

この決断こそが悲劇のはじまりだったとOさんは語る。



山岡家で顔合わせ





はじめての業者との顔合わせ。

Oさん曰く、だいぶ昔のことなので、

記憶が確かじゃないところもあるそうですが…。

待ち合わせ場所は「山岡家」だったらしい。





「投資用マンションの勧誘場所が山岡家」という絶妙なセンスに、

私は吹き出してしまったw



山岡家は美味しいですし、大好きなのですがね(/・ω・)/

なかなか興味のそそられる場所での顔合わせである。



おもてなし





山岡家に現れたのは、40代半ばくらいのおっさん2人。

それプラス、Oさん当時30代。



そもそも。

なぜ、いい歳こいたおっさんが投資用マンションの勧誘に山岡家をチョイスしたのかというと。



この顔合わせは夜だったそうなのですが。





「お仕事帰りじゃお腹空きますよね~」という、

おっさんたちの提案で、山岡家になったらしい。



あら、おっさん。

随分と優しいな。

♡お・も・て・な・し♡の精神ですね~。



世間話





山岡家にて。

おっさんが3人集まったところで。

どんな話をしたのかというと。



もちろん!

投資用マンションの話だろう?





あれ?なんか違う。

「今年の夏は暑かったですね」

「海行きましたか?」





「だんだんと涼しくなってきましたね」

「お仕事どうですか?」

「お休みは取れてますか?」





なんとも平和である。

こんな世間話をしたのだという。

おっさんたちは随分とフレンドリーな態度だったとのこと。



投資用マンションのイメージ

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なんとも平和なたわいもない話が続き。

ラーメンを食べ終わった最後の最後に、

業者のおっさんから「投資用マンションについてどう思いますか?」と聞かれたOさん。





Oさんは正直に答えた。

「いいイメージはありません。怪しいと思います」



おっさんの返答は。

「ほとんどの人はそう思いますよね。それが普通です。

でも、私たちは怪しくないですよ」



次のアポへ





本当に怪しくない人は、

自分で自分のことを「怪しくない」なんて言わないはずだ。



この時点で業者からマンションの投資話については、

「投資用マンションについてどう思いますか?」の一言だけだったという。



紹介される物件のパンフレットなどはもらえず。

ただ、名刺だけはもらっていたとのこと。





これこそが、この業者のやり口なのだろう。

最後に投資用マンションの話をすることで、

相手に名残惜しさ、興味を引かせて、次のアポを取りやすくする。





こうしてOさんと業者は、

2度目の顔合わせの日時を決め、解散をすることに。







Oさんは語る。

1回目の顔合わせは、自分のことをふるいにかけていたのだろうと。



業者からすればOさんは、

「投資用マンション」に怪しさはあるものの、払拭していけば。





投資話にのるのではないか?



1回目の顔合わせで、たわいもない世間話をすることで、

まずはOさんの警戒心を解く。





だんだんと警戒心が解けてきたところで、

業者はOさんをふるいにかける。



この人物は勧誘ができるかどうか。





ふるいにかけられた結果。

Oさんは勧誘ができる人物。





「勧誘ができる人物」として選ばれたOさん。

業者の企みとは一体。

山岡家での穏やかな空気を覆す豹変した姿。

2人の男が牙を剥くー。





投資用マンションの勧誘を受けた男の話Ⅱへ続く











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