poison

目に見えない恐怖Ⅱ






気づいた時には手遅れ。

これこそが目に見えない恐怖である。



▼過去記事▼

目に見えない恐怖Ⅰ




ある映画を思い出す





便利になるということは、本当にすばらしいことだ。

昭和生まれの私からしたら。

「キャッシュレス決済」なんて言葉はおろか、

「スマートフォン」なるものが誕生するなんて、思ってもいなかった。

私が生まれて37年が経とうとしている今。

どんどん便利な世の中になってきている。



そんな世の中を見て、

ドラえもんの映画、のび太とブリキの迷宮を思い出した。


引用元:Prime Video



ドラえもん のび太とブリキの迷宮





この映画は、人間と機械の立場が逆転するという話だ。

ドラえもん映画あるあるで、

のび太くんたちがいつも通り冒険をするのだが。

今回は、ブリキで出来たおもちゃの島のブリキン島が舞台。

その他、チャモチャ星なる惑星とか、色々出てくるのだけど。



そこで出会ったサピオ君という男の子と共に、ロボットに支配された世界を救っていく。





人間の生活を楽にするために、開発された発明家ロボットだったがー。

ロボットが便利すぎるうえ、人間たちはロボットに依存をしていく。

その結果、動くこと、考えることをしなくなった人間は、

どんどんと体が弱っていった。

サピオ君の親は科学者であった。

ある日、進化し続けるロボットを前に、

このままでは人間がダメになってしまうと気づき。

ロボットの暴走を止めようとするのだが、

それをロボットたちに勘づかれてしまい、捕まってしまう。





だが、サピオ君の親は、捕まる前に、

ロボットによる危険を回避しようと、コンピューターウイルスを作り出していた。

コンピューターウイルスを作っていた場所は、

「ラビリンス」という、ブリキン島の地下に広がる、

ブリキ製の巨大迷路の中の研究室。





コンピューターウイルスを、

最後の最後でドラえもんとのび太くんが、ロボットのボスの口の中に入れたことで。

ロボットたちを倒すことが出来たのだが。

ドラえもんたちがコンピューターウイルスを巨大迷路に探しに行くシーンが怖くて。

ドラえもん、のび太くん、サピオ君たち、みんなで探しに行くんですけど。

コンピューターウイルスを探されちゃまずいということで。

後ろからロボットたちが追いかけてくるんですよ。

やつらを捕まえろーーって。



ドラえもんたちは必死に逃げて。

いろんな道具を出して太刀打ちするんですけど、敵わなくて。






ドラえもんなのに。



引用元:Wikipedia



22世紀から来たドラえもんなのに。






それで。

もうダメだ!ドラえもんたちが捕まる!ってなったときに。



急にロボットたちが追いかけて来なくなるんです。

ドキドキですよね。

なぜロボットたちが追いかけて来なくなったのかというと。





電源が切れたから、動くことができなくなって。

追いかけて来なくなったんですよね。



頭脳では勝てない

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私、この映画を見て。

これだ!って思ったんです。

これから、どんどんIT化が進んでいくと。

便利になる一方で、機械が強くなっていく。



今の世の中の最終形態って。

「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」みたいになるんじゃないかと。



人間が機械に勝てるのは。

機械の電源が切れた時。





ドラえもんがロボットたちに追いかけられている時と同じように。

もう頭脳では勝てなくなるのではないか。



ロボット vs ロボット





「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」の見所って。

すごいなぁと思ったのが。

最後はドラえもんという名のロボットと、

映画に出てくるロボットたちの戦いになるんですよね。





しかも映画が公開されたのは1993年。

今からちょうど30年も前のことだ。



キャッシュレス決済やスマートフォンなんて、全く存在していなかったあの頃に。

この映画を作り出した藤子・F・不二雄先生って、やっぱりすごいお方なんだなぁ(*’▽’)



上司に言われたこと





私は昔、少しの間だけ。

コールセンターで働いていたことがある。




このとき、毎日が嫌で嫌で(ノД`)・゜・。

泣いて過ごしていた。

今としては恥ずかしい思い出だがw



私が話をするのが苦手だということもあったけれど。

パソコンが分からな過ぎて。





とにかくパソコンが怖かった。



パソコンの何が怖いかって。

なにか質問しても答えてくれないし。

機械だし。

頭もいいし。





それを上司に話したら。

上司が笑いながら。

「刹那さん、パソコンってね、人間が作ったものなんだよ」と言った。

迫りくる恐怖





確かに。

パソコンは人間が作ったものだ。



だが、どんどん進化を続けるうえで。

機械が機械を作りだしたらどうなるのか?

人間の頭脳を超えるのではないか?

便利になることはすばらしいことだ。

だが、これこそが目に見えない恐怖なのではないだろうか?



便利、便利ということで。

頼りすぎてしまったら。

その裏にある恐怖に気付くことができない。









今、私たち人間には、目に見えない恐怖が迫りつつあるのかもしれないー。






なんて。

たまに今の世の中を見て、

これから日本はどんな風になっていくんだろうと思っている日々です(/・ω・)/



それでは。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



婚活界のさそり座の女!

独身女の刹那でした~。











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