男女の割り勘問題①

こんばんは。

独身女の刹那です。

今日はですね。

「婚活」とともに必ず話題となる「男女の割り勘問題」

この話題について、36歳独身女がぶっこんでいこうと思います。

出会い系のあれこれ

確かあれは…。

今から約5年ほど前になるかな。

私が30代前半だったころ。

友チャットという出会い系アプリで出会った男性。

友チャットは俗にいう違法アプリだ。

違法アプリというと大げさかもしれないし、

利用したら逮捕される！なんてことはないけれど。

通常、マッチングアプリなどの、

異性との出会いを目的としたサービスを開始する際は、

「インターネット異性紹介事業」という届出を、国に提出する必要がある。

インターネット異性紹介事業とは、

ネットでの出会いのサービスを提供しますという届出。

インターネットを介して面識のない異性同士が交際する機会を、有償・無償を問わず継続的に提供すること

引用元：goo辞書

このインターネット異性紹介事業は、

ネットの出会いで未成年の売春などが行われないように、

年齢・本人確認の義務を必須としている。

なので、PairsやOmiaiなどの有名なアプリは、ほとんどが本人確認必須だ。

友チャットに登録した理由

それでだ。

なぜ私が友チャットを違法アプリなんて呼んだのかというと。

友チャットは年齢確認をしなくても利用可能だから。

そう。

インターネット異性紹介事業を国に提出していないからー。

※調べたところ、最近では、iPhoneのみで年齢確認が行われているとのことです。

だから未成年と出会う可能性が大いにあるし、

危険度の高いアプリなのだ。

でも、当時の私はそんなことを全く知らずに。

ただ「出会い」が欲しい一心で。

友チャットに登録をした。

今思うとかなりチャレンジャーなことをしたなとも思うけれど。

それだけ婚活に真剣だったんだよなぁ…。

▼婚活脳だったころの私▼

真の男

そこで。

友チャットで出会った男こそ、今回の主役。

名付けて！

ちょっと笑える。

なぜ、この男が「真の男」という名前になったのか。

それはー。

「割り勘してでもまた会いたいと思うのが真の男！」と豪語したからである。

可もなく不可もなく

真の男は確か、当時36歳…だった気がする。

お仕事は金融系、住まいは千葉県。

アプリでやりとりをはじめて2週間くらいだったかな。

実際に会ってみようということになり、LINEを交換した。

文章では、特に可もなく不可もなくという感じで。

プロフィール画像はスノボの写真だったかな？

ゴーグルをかけていたから、

ハッキリと顔が分からなかったものの。

やりとりでは別に嫌な感じもなかったし。

下ネタとかも言ってこなかったので。

とりあえず会ってみることに。

実際に会ってみたところ。

なんともとんでもない奴だったのだー。

見た目は普通

真の男とは、池袋で会った。

なんでも、奴の行きつけの場所があるという。

行ってみたところ、そこは「赤提灯居酒屋」といわれるお店であった。

真の男とは駅で待ち合わせをしたのだが。

見た目はいたって普通、本当に普通。

何かおもしろいところが一つくらいあってもいいのにと思うほど普通。

服装はスーツだったけど、スーツが似合う普通のサラリーマンだった。

映えを気にする最先端男

赤提灯居酒屋は安くて美味しいし♪

最高なんですけど。

お店に着いて真の男が発した第一声が大問題だった。

「こういう店でもさ、映えるのが真の男なわけ！」

まだインスタがそこまで流行っていなかったあの頃に。

「映え」を気にするという最先端男である。

双子が自慢

なんだこいつ…。

6歳も年齢が違うから、

落ち着きのある大人の男性だと思っていたけど。

無になっている私をよそに、真の男は1人ベラベラしゃべっている。

仕事は何をしているかとか、家族構成やら。

家族構成の話のときに、

「俺ってさー兄弟がいるんだけど。同じ日に生まれて俺の方が弟なの！どういうことか分かる？」と聞いてきた。

つまんねー。

分かるだろ普通。

「双子ですよね？」

「そう！ピンポン！当たり！よく分かったねー、同じ顔が2人いるんだよ。おもしろくない？」

…特におもしろくはない。

多分、こいつは自分が双子であることが自慢なのだろう。

真の男からの質問

真の男から質問をされた。

「今日はなんで俺と会おうと思ったの？写真見ていいなと思った？

でも顔の分からない写真だったでしょ？」

この質問の回答に。

「キャァァァァァ～。

顔が分かりづらい写真ですけどぉ～、

絶対素敵な人だと思ってぇぇ」なんて言えれば。

なかなか私も出来た女だが。

そうは問屋が卸さない。

「別に」騒動のエリカ様と競えるくらいの不愛想レベルの私。

引用元：スポーツ報知

いろんなことがあったけど。

やっぱりエリカ様はお綺麗だなぁ～(*’▽’)

私が真の男にした返事。

「え。やりとりして可もなく不可もなくだったんで。別に顔は」

一瞬、真の男の顔が引きつったのを、私は見逃さなかった。

だんだんと真の男の本性が現れてきたー。

⇒男女の割り勘問題②へ続く