poison

シェアハウスの闇






かぼちゃの馬車の物件と、もう1つ。

内見予定の女性専用シェアハウス。

この物件の営業さんがなんとも恐ろしい人だった。

結局、私はかぼちゃの馬車の物件ではなく。

もう1つの女性専用シェアハウスに住むことにしたのだが。



退室するときに聞いた不動産の恐ろしい話。

シェアハウスの闇について書いていこうと思う。



▼過去記事▼

【恐怖】THE SINGLEで起きている不動産投資勧誘

かぼちゃの馬車の物件を見に行った時の話



シェアハウスに住むまで





上京する際、私は住む場所が決まっていないまま仕事をすることとなったため、

急いで住まいを決めなければいけなかった。



以前の勤務先では寮に住んでいたため、

家電がないこともあり、シェアハウスに住もうと決めた。

その中で、3つの物件を選択肢に入れ、2つ内見に行くことに。



かぼちゃの馬車の物件はお断り





そのうちの1つが2018年に世間を賑わせた、

ニュースにもなったかぼちゃの馬車の物件だった。



かぼちゃの馬車の物件は、

さすが”上京をした女の子を狙ったシェアハウス”というだけのこともあり、

外観も内観もオシャレだった。

気に入ったのだが、なんせ駅から徒歩7分というのがひっかかり、やめた。



シェアハウス決定からの

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そして最終的に決めたのが、もう1つの女性専用シェアハウスだった。

かぼちゃの馬車の物件と違い、日当たりもよく、

少しだけだけど部屋が大きかった。



物件が掲載されていたサイト通り、

内観はピンク色で女の子受けする感じで可愛かった。





無事に住むところが決まって良かったな~なんて思っていたのだが。

まさかのこのシェアハウスの営業さんがとんでもない人物だったのだ。

通帳作り





今回、私の就職先はオープニングの飲食店だった。



私の地元は関東の田舎なもので。

上京をするまでは地元で作った地方銀行のカードと通帳を使っていた。

それで。

上京するとなって。



せっかくだし。

どうせなら三大メガバンクといわれる銀行のカードを作ろうかと。

田舎者の私は決意した。



東京は地方銀行の支店がないし。

コンビニで使えるけれど手数料がかかるからもったいないし。





三大メガバンクの銀行ならどこからしらで見かけるし。

いいきっかけなのかなと。



三大メガバンクの通帳を作ろう!と決めたのはいいけれど。

お仕事はもうはじまっている。

銀行に行けない。



しかも私が使っていた地方銀行の支店が近場にないから、

お金を下ろしにも行けない!

詰んだ…。



勤務先に電話





住むシェアハウスが決まったからには、入居手続きをする必要がある。

だが、私は銀行に行けてない状態だったから、

手元にお金がなくて初期費用が払えなかった!

不動産会社に少し待って欲しい旨を伝えた。

それはそれで営業さんから了承を得たのだが。



得たのだがー!?

不思議なことに。



なんとまさか。

勤務先に電話がかかってきた。




えぇ?と思い、とりあえず、営業さんに事情説明。



生まれてはじめてだ。

勤務先に催促の電話が来たのって。



いや、これこれこういう事情なんで待って下さるって話でしたよね?と伝える。

するとー。



「いや、もう待てないんで。

今から刹那さんの勤務先に行きますから。

払って下さい。」





えぇ?って思いましたよね。

闇金かよ!っつーね。

ウシジマくんもビックリです。





まぁ、こんな状態になった私が一番悪いんですけど。

ビビりましたよね。



あたしメリーさん





だから仕方なく。

職場には事情を説明して、休憩をもらって。

泣く泣くコンビニで下ろしましたよ。

手数料~(/_;)



それでですね。

営業さんに連絡をしたわけです。

「今から刹那さんの勤務先に行きますから」と言っていたものの、

そんなにすぐには来ないと思っていたので。

そしたらですね!

「今駅に着いたんで勤務先に向かいます」とのこと。





早い~~~~~~~!!

どんだけだよ!

多分、勤務先に連絡がきてから、

15分も経ってなかったんじゃないかな?



しかも営業さんって女性だったんですよ!

いやいや。

タイソン・ゲイかよ!








怖いわ!

思わずメリーさんを思い出した。

勤務先に来ようとした営業さん

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電話に出た営業さんは話を続ける。

「勤務先に行きますから」





すぐ駅行くからそこでじっとしてろーい!

「いや、こちらから駅に行くんで待っててください」って言って。

急いで駅に行って。

初期費用渡したっていう。



シェアハウスだけなのかな?

全部が全部じゃないんだろうけど。

不動産の営業さんってちょっと怖い…。





ヤバいな…この会社…。



でもですね。

この会社がヤバイっていうのは、あながち間違えではなくて。



私がシェアハウスを退去する際に、

すべての真相が明かされることとなるー。



3年住んだシェアハウス





シェアハウスは家電をそろえる間だけ住む予定だったけど。

なんだかんだ結構居心地がよく。

結局3年住んだ。



それでだ。

その時の話。

私がシェアハウスに入居してすぐ。



2か月もしないうちに”管理会社”が変更になったと連絡がきた。



今までは

オーナー⇒管理会社⇒私だったが、

オーナー⇒私という直接契約に変更された。





変更になったあとのオーナーさんは、

関西人のとっても面倒見がいいおじちゃんだった。

※以下、変更後のオーナーさんを「関西おじちゃん」と呼びます。



何かあった際、関西おじちゃんと直接やりとりをするわけだから。

いろんなことを話すようになった。



消耗品がなくなった連絡とか。





結構いろんなことに融通を利かせてくれて。

だからこそ、3年も住めたのだと思う。



退去日に驚愕の事実





あっという間に3年が経ち。

私はシェアハウスを退去することに。



退去立ち合い、鍵の受け渡し。

関西おじちゃんにお別れの挨拶。

するとー。

関西おじちゃんは今のこのシェアハウスの現状について語り始めた。





!?

今なんて?

汚水問題。

これは…。

一体どういうことなのか。



工事には多額の費用がかかる





このとき私は不動産について全く知識がなく。

なにがなんだか分からなかったが。



とりあえず、シェアハウスで起きている”汚水問題”について。

分からないながらも聞いてみた。



あまり記憶が定かではないのだが。

確か、綺麗ではない水が流れているとのことだったはず。

それでだ。

このような状態だからこそ、工事が必要なのだが。

工事をするには多額の費用がかかるのだという。





関西おじちゃんは前のオーナーからこのシェアハウスを購入した。

それで私たちの契約が変更になったとのことだったから。



関西おじちゃんがシェアハウスを購入した時には、

汚水問題の話は聞かされていなく、

今の不動産収入では、汚水の工事をしたら大赤字になってしまうというのだ。



不動産投資って儲かるのでは?





驚いた。

不動産知識が全くない私でも。

“不動産投資って儲かるもの”だと思っていたから。



だから聞き返した。

「不動産投資って儲かるんじゃないんですか?」と。



関西おじちゃんの返事は…。

「いや、全然」だった。

前オーナーと不動産会社





まだこの話には続きがある。



関西おじちゃん曰く、

前のオーナーは、汚染問題が分かったために、

自分にこのシェアハウスを売りつけてきたのだろうと。





それでだ。

ここからがまた恐ろしいのだが。



前のオーナーは関西おじちゃんにシェアハウスを売った直後、

海外へ逃亡し、現在、音信不通からの行方不明なのだという。





私の勤務先まで初期費用を集金しに来ようとした不動産会社も不動産会社で。

「そんなこと前のオーナーから聞いていない」の一点張りとのこと。



関西おじちゃんは、そんなことあるわけないだろうと。

だから前のオーナーと不動産屋はグルで、

関西おじちゃんにうまいこと言って、

汚水問題が発生しているこのシェアハウスをなすりつけたというわけだ。



シェアハウスの現状





だからこの時、

関西おじちゃんはシェアハウスの汚水問題で裁判中とのことだった。



今はこのシェアハウスに住んでいないので、

関西おじちゃんと連絡をとることはないため、

裁判の行方が気になるものの、現状は不明である。





だが、たまにこの件がどうなっているのか。

とても興味があるため、

シェアハウスの物件を掲載しているサイトを見ているのだが。

オーナーは未だ関西おじちゃんのまま。



だから裁判で事なきを得たのか。

はたまた赤字のままシェアハウスを運営しているのかは謎だ。



うまい話には裏がある





「不動産投資は儲かる」

確かに。

なにごとも上手いことやれば儲かるのは事実であろう。



だが、そんなうまい話なんてこの世にはない。

そもそも。

本当に不動産投資が儲かるのならば。

他人に教えずに自分たちがやっているから。



不動産なんて、何千万とする高額な買い物だ。

もし、不動産投資をしたところで。

失敗したらー。





最後の最後には”自己破産”にもなりかねない。






YouTubeやネットなどで不動産投資をすすめている理由。

それは不動産投資が儲かるからではない。

広告費やアフィリエイト代が高いからである。

つまりー。



それをやる相手が儲かるわけではない。

紹介している自分たちが儲かるから。

「儲かる」なんてうまいことを言っているだけ。








不動産・金融・保険。

この3つは昔からお金持ちの人を対象としてきた商売。



だからこそ。

対象者がお金持ちだからこそ。

広告費やアフィリエイト代が高いというわけだ。



けれど、それを知らずに。

「うまい話」や「儲け話」に簡単に足を染めてしまう人がいる。





過去の私も婚活脳と化していた頃。

「恋人ができるかも」という思いで婚活をしていた。





そうだー。

“結婚という甘い罠”にひっかかっていた。






なにごとも、うまい話には裏があるー。

人生を台無しにしないように。

気を付けていきたいものである。



それでは。

今回も長い記事となりましたが。

最後までお読みいただきありがとうございました。



婚活界のさそり座の女!

独身女の刹那でした~。










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