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不動産のサクラと煽りⅡ






不動産のサクラとは。

物件を売るために部屋に入居している人たちのこと。

では、不動産の煽りとは一体…。



▼過去記事▼

不動産のサクラと煽りⅠ




不動産の煽りの手口





不動産屋が用意した「サクラ」という存在。

その他に「煽り」という営業手法もあるのだという。



物件を見に行くと、ちょうど入れ替わりで内見を終えて帰っていく人とすれ違うことがある。



自分も気になって内見に行ったものだから。

同じく内見をした人とすれ違えば。

「あの人、この物件買うのかな?」と気になるもの。

さらに営業マンが「先ほどのお客さま、こちらの物件、気に入ってるんですよね」なんて言ったら。

「自分の方が先に!」と思ってしまうのが人間の性。



そして何千万円とする物件を購入してしまう。





だが、この内見ですれ違ったお客さん。

「本当のお客さん」という証拠がどこにあるのだろうか。


「本当のお客さん」のふりをした「不動産会社の事務員さん」かもしれないのに。



考える時間を与えない





この他にも、新築マンションのモデルルームを見に行くと、

成約済みの部屋に、花が飾られていることがある。

少ししか部屋に花がついていなければ。

このマンション不人気なのかな?と思う。



だが、ほとんどの部屋に花がついていれば。

「こんなに人気なんだ!ならば自分も急いで契約しないと売り切れる!」と思ってしまう。





これこそが代表的な不動産の煽り。





マルチ商法の勧誘と同じだ。

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「このチャンスを逃したら…」

「こんなチャンス2度とない!」





相手をその気にさせ、考える時間を与えずに決断をさせるのだ。



契約成立するまでに

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物件が契約成立するまでには、以下の通り、いくつか段階がある。


  • 申し込み→仮契約→ローン申請→ローン審査→ローン通過→本契約

ローン審査が通らなければ、本契約にはならないため、いつでもキャンセルが可能だ。

ということは。

花がついている部屋は本契約なのか?



仮契約という段階でローン申請中でも、一応は「契約」となっているわけだから。

花がついていてもおかしくない…と考えると。



今後、キャンセルになる可能性が大いになる。



だから花が飾ってあった部屋が空室になっていたところで。

「こちらのお客さま、ローンの審査が通らなくて。キャンセルになっちゃったんですよねー」

とでも言っておけば。

どうにでもなるというわけだ。



その部屋が本当に契約になっていようがいなかろうが。

いくらでも嘘がつける。



不動産の営業手法





お客さんに物件を売るためにー。

例え売れていなくても売れているふりをする。





なんとも怖い話ではあるが。

これは違法ではなく、不動産屋の営業手法の1つだといわれている。



まとめ





ここまで書いてきたところで。

やっぱり不動産は簡単に手を出してはいけないとつくづく思う。

何千万円というローン。

今、「奨学金」が問題となっているが。

ローンも奨学金も。

言い方が違うだけでどちらも「借金」である。





お金というのは。

借りるのは簡単だ。

だが、返すとなるとー。



どれだけの年月、どれだけの体力が必要となるのか。





と考えると。

恐ろしいものである。






それでは。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



婚活界のさそり座の女!

独身女の刹那でした~。











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2件のコメント

  • アバター

    ツケさん。

    高い買い物ほど、慎重になれ、って言いますよね。
    家(マンション)、土地等の不動産は怖いです。

    同じように車等もよくある話で「成約済」とか「商談中」の貼り紙してたりするケースもありますもんね……

    ためになるお話ありがとうございます。

    • 刹那

      刹那

      こちらこそありがとうございます。

      車も不動産と同じようなケースがあるのですね。
      高い買い物は怖いですね…。

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